わたしたちは「どんな障がいがあっても自分らしい暮らし」を応援するため、
1996年に前身である「自立支援センター・OSAKA」を設立しました。
地域に住む障がい者とともに、「パーティをやっているみたいに楽しく」をモットーに
障がいを持つ人も、それを支援する人も相互に支援し合うという「相互扶助」の精神で、
ワイワイ、ガヤガヤと賑やかに活動をしてきました。
障がい者の暮らしをサポートする生活支援や、「どんな障がいがある人でも行きたいところへ行ける」
ことを実現する移動支援等への介助者派遣に取り組んできました。
この介助者派遣をはじめ、障がい当事者による相談支援事業や日中を過ごす場の運営、介助者の育成など、
多様な活動・事業を通じ、私たちは障がいがある人たちの生活を応援しております。
▸介助派遣部門 「パーティ・パーティ」「SKY」
「パーティ・パーティ」は『どのような障がいがあっても・いつでも・どこへでも』を合言葉に1996年より自分の街・自分の家で暮らす障がいがある方への介助者派遣を行なっております。
主な業務は、生活を支えるホームヘルプと、その人らしさ実現するガイドヘルプです。
同性介助(男性の利用者には男性介助者、女性の利用者には女性介助者)を原則としております。
また男性の重度障がい者支援部門として、2019年に「SKY」を立ち上げました。介助派遣部門では2事業所で運営をしています。
●身体介助:食事介助、水分補給、トイレ、入浴、衣服着脱、寝返り、移乗行為等
●家事支援:買い物、掃除、洗濯、調理等
●ガイドヘルプ:散歩、交通機関での移動、買い物、食事、観光、プール、映画鑑賞・スポーツ観戦、会議・セミナー参加等
※施設で長年生活されている人たちが地域での生活や社会参加とつながるためのガイドヘルプとして、施設入居者外出支援事業にも、創立当初より取り組んでおります。
▸介護保険のヘルパー派遣「ぱーてぃ・ぱーてぃ」
障がいのある方も65歳以上になると介護保険の対象となります。変わらず自分の家で暮らしていくために、介護保険と障がい福祉制度を適切に組み合わせて使っていく必要があります。
介護保険を利用するようになっても引き続き長年関わっているメンバーで支援して、本人の希望どおりに暮らしていけるように、「ぱーてぃ・ぱーてぃ」で介護保険制度に基づいたヘルパー派遣を行っています。
▸障がい者デイサービス・生活介護「ほっこり倶楽部」
「いろんな人と一緒に過ごしたい」、「みんなとおしゃべりしたい・・」という思いに応え、「ほっこり倶楽部」は身体障害や知的障害、視覚障害、精神障害等様々な障害がある20代から80代近くまでのいろいろなメンバーの方がお昼間、みんなで一緒に過ごす場です。
大まかな1日の流れはありますが、特に決まったプログラムはなく、各自がそのときの気分に応じて自由に参加することができます。
▸社会教育事業
介助者育成のための資格講座や、福祉現場1日体験を通した就労支援、地域福祉の啓蒙活動を行っています。