パーティ・パーティの理念

支援する・されるではなく、いろんな人たちが一緒になって、どんな人にとっても暮らしやすい街へ。

障がいがある人々の多くがもっと街の中に飛び出して、体験したことを活かし、交通機関や街そのものを、もっと暮らしやすく、もっと使いやすいものにしていこう。どんな障がいがあっても、住みたい街で、自分らしく生活をしていくことができるための、応援をしていこう。そのためにも、障がい者支援にかかわる人たちの応援もしていきたい。

わたしたちはこのような思いから、1996年に現在の前身となる「自立支援センター・OSAKA」を設立しました。それから20年近く経った今、様々な福祉制度や街のバリアフリーが整備され、多くの障がいを持つ人たちが過ごしやすくなりました。それを支えているのが介助者であり、様々な支援者の人たち、そして一人ひとりの障がい当事者です。支援する・されるに関係なく、いろんな人たちが一緒になって、自分たちの暮らしを考え、活動してきたからこそ、制度や設備が整ってきたのです。

また、1995年に起こった阪神・淡路大震災で、痛感したことがあります。災害時に取り残されてしまうのは、障がいがある人やその家族だということです。わたしたちは、わたしたちができる形で、被災された障がい者やその生活を支援する方を応援していきたいと考えています。2011年3月の東日本大震災以降、被災地での障害者救援活動や「東北⇔関西」の障害者支援をつなぐ活動にも取り組んでおります。

これからも、どんな人にとっても暮らしやすい街づくりを目指し、自分たち自身で暮らしを考え、活動していくことを続けてまいります。興味を持って頂いたみなさま、ぜひ一度、日常生活支援ネットワーク「パーティ・パーティ」へ訪れてください。

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