【まちなか被災シミュレーションは立場が違う人たちが出会う機会つくり】
昨日の箕面でのまちなか被災シミュレーション。
28人が参加。
箕面の人が約半分。障害ある人もこどもも箕面に初めて来た人もいるなかで開催。
今回から初めて導入したのは地元ナビゲーター。
まちなかの主旨である、いろんな人の他者目線でまちを見直す。そして立場の違う人たちがフラットにつながる。
この二点がうまく機能した回にもなりました。
1.箕面はよそから移動しづらいまち。
わかっている話しではありましたが、予想以上に時間も手間もかかりました。
車いすの人がある地点まで公共交通手段で移動するにはバスしかない。
それはそれで段取が必要でかなり回り道や待たされることとなり、結局、乗れたのがアクション起こしてから1時間後。
まだまだこれだけ障害ある人が移動することは大変であり、車社会だと見落とされる課題なんだと。
これを普段、車いす利用の人にかかわる機会が少ない他の参加者にも体感して貰えてよかった。
2.地元を知り尽くしたナビゲーターと障害当事者やよそから来た参加者が気付きあえた。
今回はまちづくりやまちぐるみの防災を長年専門とされるナビゲーターと一緒に開催。
まちづくりの中で災害時を想定した備えや実はあそこの商業スペースが災害あるとああなるとか、飲料水を確保するためにこんな仕組みになっているなど、地元参加者からも知らなかったという声が。
また、まちづくりにおいてよそから来たり、障害当事者にとっては厳しい箇所や災害時にポイントとなることを伝えることで地元ナビゲーターの気付きにも繋がる。
地元ナビゲーターのおかげで、箕面のまちのことを知ることが出来たし、とってもやった甲斐のある回となりました。でも箕面、もう一回別なカタチでやりたいな!(福祉避難所を想定したまちなか被災シミュレーション)
ただただいろんな人たちが一緒にまちを歩くだけでこれだけのことを得ることが出来る。
次回の公式開催は、2月25日川西でやります。
ただ一緒に歩くだけでいろんな発見できますよ!