兵庫県川西市 まちなか被災シミュレーション

【まちなか被災シミュレーション@川西能勢口】
今日はアロハーズ、兵庫県川西市にある川西市男女参画センターさんとまちなか被災シミュレーションを開催。

川西能勢口の駅前は、毎年この時期「まちなか美術館」が行なわれている。
それを観に来たときに災害発生。
みんなで助かるためにどのような避難をしますか?

本日は総勢25人と一頭が参加。
今回の特徴は、地元川西市の人たちと僕ら大阪、兵庫県内、京都、福井県から集まった障害者当事者、こども。

駅前の複合商業施設から地域へ避難したチームと住宅地で被災し、高台の小学校を目指したチーム。
課題に感じたのは、避難経路に関する情報がわかりづらいことと場所によっては避難経路となる道が狭いことや街灯が少ないために夜、発災し、避難に人が殺到したときに小さな課題は起こるのでは。

地縁型をベースに住民の防災意識を高めている地域なのだが、不特定多数がいる駅前のまちづくりとしての課題にいろいろ気が着く。
ハードとしては、避難場所や避難経路の提示。
ソフトとしては、住民ベースの防災意識の共有を新しい住民にどう入ってもらうのか。
災害時に避難困難な人たち(高齢者や障害者、こども)が避難後どんな風に過ごすことになるのか。

どこのまちでも抱えていることではありますが、よその地域からいろんな状況な当事者(車イス利用者といった物理的な障害だけではなく、体力や持病で不安ある人。視覚や聴覚など情報取得が困難な人、精神障害者や知的障害者でいざというときに判断したり、動くことに困難な人など)
からの目線で改めて、日頃暮らしているまちを見直すと、見慣れた景色が変わって見えてくる。

課題は課題として、その気付きとフラットに話し合える機会を僕らまちなか被災シミュレーションはつくる。

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ご参加されたみなさん、お疲れ様でした。

次回は吹田を予定しております。

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