栃木県茂木町 道草プロジェクト まちなか被災シミュレーション

【茂木】町社会福祉協議会は6月30日、震災を想定して通りを歩き、気付きを共有する「まちなか被災シミュレーション」を初めて実施した。大阪市のNPO法人で障害者地域生活支援活動コーディネーターとして活躍する椎名保友(しいなやすとも)さん(42)を講師に、町中心部を歩いて道路や建物などを震災時の目線でチェックした。

同社協による地域福祉活動計画策定のための「道草プロジェクト」の一環。小学生から高齢者まで、障害者と介助者、町外在住の茂木高生らを含め約20人が2班に分かれ、参加した。

旧市街。
セオリー通りなら小学校など広域避難場所に移動。
しかし、道状況的に危険度が高い。
それなら空きスペースをどう活用するか?
駐車場などの空きスペースで待機している人へのフォローをどうするか?

観光客や町の外から来ている人たちは駅に殺到する。

災害時にこの町でどんな人がどのような行動を取るのか。
またあなただったら、どんな避難行動をするのか?

考え、想定して、歩いて、言葉にする。
「まちなか被災シミュレーション 茂木町」

栃木県茂木町。
このまちで、まちなか被災シミュレーションと顔の見える支援というテーマでのシンポジウム。満員御礼、しかもテスト期間中なのに半分が高校生。
茂木町はとてもコーディネーションが効いている。
こどもたちが高校生のボランティアに手伝ってもらいながら、週末の駅で観光客相手に駄菓子屋をやるプロジェクトなど、こどもがお客さんではなく、より主体性を持って社会と接する機会がある。
みんなが参加する。
みんなでつくっていく。
この町のセンスはとても素晴らしいです。

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