他者目線でまち・生きづらさ・災害避難を見直す〜まちなか被災シミュレーション】
何気なく、普段歩いている道。
いまそこにいるとき地震が起きたら、どんな状況になるのだろう。
そこで自分は咄嗟にどう身を守る?どう避難行動をする?
ふと辺りを見回すといろんな人がいる。
ケガ人、障がいがある人。こどもやお年寄り、この近隣住民ではない人。外国から来た人もいるだろう。
「私が」だけではなく、「あの人」はどうだろうか?
災害時、移動や情報収集が大変となる要素がある人たちと知らないまち、身近なまちで避難行動をしてみる「まちなか被災シミュレーション」
大事なことは1つだけ。
「みんなでどうするか」
今回は大阪ボランティア協会さん主催で谷町四丁目から天満橋エリアで開催。
普段歩き慣れた道だけど、いろんな気付きがある。
上を見上げると案外古い建物も多い。台風で崩れた形跡ある瓦屋根もある。ガラス張りのビルだらけ。
道路状況もあまりよくなく、ガタガタだし狭い。
人や車が多く、ちょっと歩くのにもいろんなみんなで動くととても時間がかかる。
倒れてくるであろう物も林立している。
倒れた後、道を歩くことがかなり困難になるのでは。
道一本奥に行くと、生活ではなく通勤で来ているまちだと初めてのところばかり。
会社員のみなさん。これから昼休みに界隈を散歩したり、帰りに一駅向こうまで歩いてみると新たな発見が必ずある!
こんな感じで僕らは東日本大震災以降、「生きづらさの顕在化をいろんな人同士が対話する」
そのためにこの「まちなか被災シミュレーション」をいろんなまちで開催してきました。
そこから生まれた人間関係をネットワークというのなら、そういう繋がりもさりげなく出来ている。