障がい者介助について

障がい者介助とは?

私たちにとっての障がい者介助とは、どのような障がいがあっても住み慣れた街で自分らしく“生活”していくことをみんなで応援していくことです。
家の中での生活はもちろん、街なかでの生活も支えています。

1. ホームヘルプとガイドヘルプ

障がいのある人たちの“生活”を応援していく介助として、「ホームヘルプ」と「ガイドヘルプ」があり、この二つはどちらも大切で欠かせないものとなっています。

■ホームヘルプ

障がいがある人が生きていくために必要な、暮らしのサポート全般のことです。
多くの障がいがある人たちにとって、自分の家で安心して普通に暮らしていくために
ホームヘルプは必要不可欠なのです。

assistance_01●身体介助・・
ごはんを食べる、排泄をする、
お風呂に入る、車いすに座る、
寝返りをする等をサポート。
assistance_02●家事援助・・
調理する、掃除をする、
洗濯をする、買い物をする等をサポート。
PP_about
☆特色1:同性介助

 利用者と支援者、お互いの人間の尊厳を保つため、
 同性介助(女性の利用者宅には女性介助者、
 男性の利用者宅には男性介助者)
 を基本としています。

☆特色2:長時間介助

 支援する時間帯に幅があり、
 様々な時間帯の応援体制があります。
 2時間程度の場合や、朝~夕方までの場合、
 晩~朝までの宿泊を伴う場合もあります。

■ガイドヘルプ

どんな障がいがあっても、「映画を観に行きたい」、「好きな洋服を買いに行きたい」、「梅田やなんばで遊びたい・・」、そして「飛行機や新幹線を使って旅行したい。海外にも行ってみたい!!」という気持ちは一緒です。「行きたいところへ行く」、「自分がやりたいことをする」という当たり前の気持ちを支えているのが、ガイドヘルプです。

assistance_04●移動支援・・
車いすを押す、
電動車いすやご自分で歩ける人の場合は
誘導や安全確認
assistance_05●情報提供・・
視覚に障がいがある人への状況説明や、
外出経験が乏しい人への説明
assistance_06●身体介助・・
外出時の食事やトイレ、着替えなどの介助
assistance_08
☆特色1:目的地は様々

 どんな障害があっても、どこにでも行けることを支えるのが
 ガイドヘルプの仕事です。
 そのため目的地や内容は様々。
 近所のお散歩から、なんばや梅田に出掛けての買い物や
 レストランでの食事。
 映画やコンサート鑑賞、スポーツ観戦。
 京都や奈良まで足を伸ばしたお出かけ。
 時には、海外旅行までサポートします。

☆特色2:長時間介助

 支援する時間帯に幅があり、
 様々な時間帯の応援体制があります。
 2時間程度の場合や、朝~夕方までの場合、
 晩~朝までの宿泊を伴う場合もあります。

Q.
利用者さんとお出かけしたときの交通費や入場料は、
ヘルパーも払わなければいけないのですか?
A.
いいえ。
外出時にかかる交通費や動物園・映画館等への入場料は
利用者さんがお支払いします。
※障害者手帳を提示することで、無料になったり、半額になることが大半です。
ただし、サポーターさんがお食事された分はご自分でお支払いください。

2. 「介護保険(高齢者福祉)」と「障がい者介助」

一般的にヘルパーのお仕事といいますと、
高齢者を対象にした介護保険がイメージされると思います。
この介護保険と障がい者介助のちがいについて、ご紹介していきます。

☆其の1・・対象年齢
  • 介護保険 65歳以上
  • 障がい者介助 0歳~

介護保険は基本的に65歳以上の方が支援対象となっております。
障がい者福祉は、0歳から一生涯において支援対象となっております。
ですので、わたしたちはお子さんから自分の親世代まで幅広く、
いろいろな方の生活応援をしております。

☆其の2・・介助内容や介助時間
  • 介護保険 短時間で決められた内容
  • 障がい者介助 長時間で利用者さんに必要な内容

介護保険では30分・60分・75分という短時間のなかで
決められた内容をきっちり務めていただきます。
それに対して、障がい者介助では短時間の介助もありますが、
比較的長い(4時間~8時間程度)時間での介助が多いです。
内容も、利用者さんが生活内で必要な介助を
そのときそのときの希望に沿って、介助します。

ちなみに
介護・・護(まも)る。
介助・・助ける。というように、
文字からしてちょっとニュアンスが違います。

☆其の3・・外出について
  • 介護保険 基本的になし
  • 障がい者介助 移動支援あり

介護保険では基本的に外出という内容はありません。
(散歩・買い物・通院はのぞく)
障がい者介助は市町村ごとの制度(移動支援)を利用して、
外出することができます。
外出の内容も利用者さんの都合にあわせて、その時々によって多様です。
近所でのお買い物から街中でのレジャー、遠方への旅行まで
いろんなところへ出かけることができます。

3. 福祉の資格

福祉職には様々な資格があります。
有している資格によって、働ける業務が変わります。
障がい者福祉において、必要な主な資格についてご紹介いたします。

①介護福祉士

福祉の資格のなかで唯一の国家資格です。
専門学校を卒業もしくは福祉職勤続3年経験者を対象にした
国家試験を合格することで取得できます。
介護保険・障がい者福祉の業務全般(移動支援は除く)と
事業所の責任者になることができます。

②介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)

2013年4月から開設されました資格です。
2013年3月までのホームヘルパー2級が新たに介護職員初任者研修となりました。
福祉資格のなかでは一番、ポピュラーな資格です。
介護保険・障がい者福祉の業務全般(移動支援は除く)に従事できます。

③重度訪問介護従業者養成研修

在宅障がい者福祉は学生・社会人・主婦・ボランティアといった
限られた時間のなかで介助に携わりたいという人たちによって支えられています。
そのような人たちへの入門編として、この資格は開設されました。
3~4日の受講で資格取得ができます。
長時間介助(重度訪問介護)が必要な身体障がい者への
ホームヘルプとガイドヘルプに従事できます。

④全身性移動支援(身体障がい)・同行援護(視覚障がい)・
 知的移動支援(知的障がい)

それぞれの対象となる障がいがある人への移動支援資格です。
上記の介護福祉士や初任者研修の資格を有している人が、
併せて取得されることが多いです。