沼野 友希 さん

沼野友希さん(2010年入職~2011年職員)
2010年よりサポーターとして介助業務にあたる。
半年後、2011年よりスタッフとなる。コーディネーターとして、いろんな障害当事者の生活にかかわる。
2016年第一子、2020年第二子出産。産休育休を経て、現在は事務局所属

「求人していますか?」とパーティ・パーティに電話したのが始まり

「求人していますか?」とパーティ・パーティに電話したのが始まりでした。
元々は保育士をしていました。その後障害児にかかわる施設に務めていました。
保育と障害者にかかわる仕事のどちらにしようかと考えている時期もありました。
それから障害者とかかわる仕事がしたいと思ったときに
日常生活支援ネットワークが開催していた障害者支援の活動紹介フェア「福祉ポジティブキャンペーン」のチラシを手に取ったのがきっかけで、冒頭のような電話をしました。

1対1でじっくりかかわれる

サポーターになって半年くらい経ったときに「スタッフになりませんか?」と
声をかけて頂きました。
当時も泊り介助などフルタイムに近い働き方をしていたこと。
1対1でじっくりかかわれることが前職までにはなかったことや移動支援でいろいろ出かけることなど楽しいことも多かったので、2011年からスタッフとなりました。

(スタッフになってどうでした?)
コーディネーターとなり目の前のことだけではなく、その人の生活全体を見ないといけないし、責任感もいります。
利用者さんのちょっとした変化やその人の将来とかも考えるようになりました。

仕事の時はこどもから離れて自分のペースでやれるのも息抜き

第一子、第二子の出産、育休を挟んで全体の見方が変わりました。
いままでは自分がかかわることだけでしたが、事務局で限られた時間での勤務となったことで流れや法人全体のことを意識するようになりました。
第一子のときは介助に出られないことへの引け目もありましたが、だんだん図太くなりました。同じ職場の女性の先輩たちの雰囲気もあり、自分の出来る範囲でやらせてもらっています。
仕事と家があるからのリズムもあり、仕事の時はこどもから離れて自分のペースでやれるのも息抜きになっていますかね。

事務所スタッフからのコメント

介助の場面でも仕事のなかでも利用者さんやサポーターさんから慕われている沼野さん。人生の流れのなかで仕事での役割を変えながら、沼野さんの優しさと視野の広さを活かして働かれています。
適材適所で障害ある方々の生活をそれぞれのスタンスで支えていく。
働き方や仕事における男女の役割とバランスについて、日常生活支援ネットワークは模索しながら運営しています。
沼野さんの働き方を1つのモデルとなればと思い、今回紹介しました。(椎名)

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