先輩サポーターのstory

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平日は紙芝居劇団のマネージャを務める石橋友美さん。
彼女は、なぜオフの時間を
障がい者介助の仕事に充てるのでしょうか?

■本業の視野を広げるために、2つ目の仕事を探したかった

普段は、ひとり暮らしの高齢者で構成する紙芝居グループの
マネージメントの仕事をしています。
具体的には、日々の練習サポートや公演スケジュール調整などの
運営全般を私一人で担当しています。

小さなグループなので、メンバーの皆さんとは深く濃く関わりあい、
マネージメントの仕事もやりがいがあります。

とはいえ、一方では
もっと、違う世界も見て経験しておいたほうが良いかも?
という漠然とした気持ちがありました。

紙芝居グループの仕事は不規則で、
公演前後は大変忙しいのですが
通常は15時頃に仕事が終わります。
公演が無い時期にできるお仕事はないかな?と思っていました。

そんな時、イベントでご一緒した
パーティ・パーティの方に
私が仕事を探していることを伝えると、
「介助をやってみないか?」と誘ってくださったのです。

「週に1~2回しか行けないし、
公演の都合で休む週もあるけど、いいの?」
「できるペースで、関わってくれたらいいから」

これも何かのご縁!
じゃあ、やってみようかな、ということに。

■介助は人間同士お付合い、利用者さんとの繋がりを大切にしたい

昼は紙芝居グループのマネージメント、
週1回の夜は障がい者介助の仕事、を両立して5年。
仕事の両立は、想像していたより大変でした。

昼の仕事での色々な問題を抱えたまま
夕方の介助に入ると嫌な感情が態度に出てしまい、
利用者さんとの間に、気まずい空気が流れたこともありました。

でも、利用者さんたちは、いつも真っ直ぐでエネルギー全開。
「生きていくって、こういうことなんだ!」と実感します。
利用者さんからパワーをもらって、
私が元気になることのほうが多かったですね。

全く別の仕事を持つことで、
私自身、気持ちの切り替えが上手くなったと思います。
自分に余裕がないと精神的にしんどいので、
無理のないペースで続けることが両立のコツですね。

私は、今2人の利用者さんに
月1~2回のペースで関わっています。
利用者さん側は複数のサポーターと関わっていて、
私より長時間関わっているサポーターもいます。
でも、たまに来るサポーターの役割もある、と思うんですよね。

介助は作業ではなく、
やっぱり「人間同士のお付き合い」。
仕事の都合で、1か月以上介助に入れない時もありますが、
長い間利用者さんと顔を合わせないと、
なんか気持ちが落ち着かない・・・
そして、ようやく介助に入った時のお付き合いの新鮮さも
心地いいですね。

利用者さんには、
月1~2回の出会いを楽しみにしてもらえたらいいな、
というスタンスで介助の仕事に関わっています。

story_schedule_ishibashi昼夜
15:00 … 高齢者支援団体の紙芝居活動でのマネージャー業務終了。
16:00 … お気に入りのカフェでほっこり。
18:00 … 利用者さんのご自宅に到着し、介助スタート。
食事介助やトイレ介助、入浴介助など。
22:00 … 介助終了。

※AM8:00までの宿泊介助に入る場合もあります。

石橋さん曰く、
「普段は、紙芝居劇活動のマネジャーや障がい者介助などの裏方業。
自分の時間は、趣味の日本舞踊の表舞台でスポットライトを浴びて
います!」
石橋さんは、日々の限られた時間の中、自分のスタンスを持って
介助に関わって下さっています。
私たちパーティ・パーティの活動は、石橋さんのような
「ちょっと時間がある時に出来ることがあれば」
と、力を貸して下さるサポーターさん達に支えられています。