生野区 こどもまちなか被災シミュレーション

【2017.1.28 生野の移動を考える〜こどもまちなか被災シミュレーション】
今まで関西各地でやってきました「まちなか被災シミュレーション」のエッセンスを使い、生野区内を重点モデル地域として、区内の事業所や施設、団体との連携のもと、運営していく。

今回はその第一回として、学童や障害児童にかかわる、じゃがいもこどもの家さんと山ざる組さん、コリアボランティアさんとの共同事業として開催。

こどもたちに各スタッフ、生野区社会福祉協議会や生野区役所防災担当、福井で障害者活動をされている自立生活センターコムサポのメンバーなど総勢40名を3班に分け、活動。

参加者には1歳半の子がいたり、車イスの参加者、知的障害や視覚障害の参加者、生野が初めてな人もいる。
そんなみんなで助かるためには・・自分だけがではなく、考えよう、やってみよう。
で、おしゃべりしながら行こう!

勝山から桃谷、御幸森のあたりを散歩しているときに地震発生。落ち着くのを待って避難活動。
こどもらの目線で道中にある災害時に危ないだろうものを発見し、スタッフが写真に撮る。
途中、歩くのが困難となる子を励ましに行ったりするなど、こどもら主体で行なうからこその盛り上がりはかなりありました。
(ちなみにうちのチームは1歳半の子がどうしても歩きたいとのことで、その子に合わせて行動してみました。・・本当の災害時には、物が降ってきたり、道路がめちゃくちゃになったり、余震が続いたり、周りも逃げる人で溢れかえるから、実際の避難スピードは赤ちゃんよりも遅いかも知れないよね〜)

こどもらが模造紙に自分たちで考え方を書き、自分の言葉で発表する。途中、替え歌ライブもありで最高のまちなか被災シミュレーションとなりました。
最後に生野区職員の方から、公園や小学校、中学校への避難についての説明や阪神淡路大震災の被災経験ある人からのメッセージと「みんな日頃からもっと元気に遊ぼう」という話しで無事終了。

生野区内でいろんな分野や立場でも大人同士は会議などで知ってはいるが、実際のこどもと出会ってもらえたことで、より身近にこども支援や障害児童の支援を触れて貰える機会にもなりました。

これを受けての「生野とまちなか被災シミュレーションの可能性」シンポジウムならびに来年度のパートナー団体募集を3月25日土曜日午後に生野区社会福祉協議会にて行ないます。
ぜひ生野区内外問わず、来て頂きたいです。

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